昭和16年創立以来、中村 吉が代表者となり合資会社佐川金庫を設立されました。その後、合資会社を解散、製造部門を独立、 昭和36年には、佐川金庫産業工作所が設立されました。平成2年に 株式会社サガワ へ社名変更し、 現在はセキュリティ部門で金庫の製造・販売、金庫室や貸金庫設備工事の請負いを手掛けています。 昭和39年より、「耐火金庫」「防盗金庫」「投入式金庫」「キャビネット」「薬品保管庫」「メディアセーフ」など、数多くの商品を全て東金工場で設計・製造しています。
その強度と安全は、戦時中、広島に投下された原子爆弾で被爆したにもかかわらず、原型をとどめた状態で発見されたことでもわかります。 鍵タイプはダイヤル式、テンキー式もありますが、特に「指静脈認証」は サガワの誇る最先端の技術です。 近赤外線を指に透過させて得られる指の静脈パターンにより個人認証を行う世界最高レベルの技術で、指紋認証とは違い、 なりすましや偽造はほとんどできない構造となります。また、「指紋認証とは違い、かすれ指や乾燥指で認証が出来ない。」 という心配もなく、スムーズに開錠できるタイプです。扉の開閉履歴をSDカードへ出力することで内部の人間による盗難を未然に防ぐなど、防犯性にとても優れています。
また、2時間耐火、金庫破りに使用されている主な工具での破壊試験(TS-15)、電動ハンマー、ドリルなどの工具での破壊試験(TL)、耐溶断・耐工具試験(TRTL)、震災でのビルの倒壊を想定した急加熱・衝撃落下併用試験など、厳しい試験を突破したJIS認定商品である事もサガワの特徴で、信頼のできる国産金庫として、官公庁や多くの法人で使用されています。 その他、耐火金庫での保管に適さないメディア媒体(磁気テープ、 ビデオテープ、フロッピーディスクなど)の保管に最適な金庫、メディアセーフシリーズ「PK-420」「PK-440」も サガワならではの優れた商品の一つです。こちらは、世界最高位基準の「北欧規格試験(NT Fire017-120 Diskette)」を合格した金庫で、大切な情報をしっかり守ります。昨今は法人だけでなく、マイナンバー制度の施行で一般家庭での需要も高まっており、純国産金庫にこだわる個人の利用も増加してます。また、金庫への収納物が薬剤、銃刀、機密書類など多岐に渡ることから、サガワは製造業としての強みを活かし、お客様のニーズに合わせた「特殊保管庫」を設計、製造を可能にする など、安心設計屋”を掲げ、信頼の品質を保持しながらも純国産金庫として進化し続けているメーカーです。