皆さんが金庫を購入しようと思ったきっかけは何でしょうか?
会社で重要な書類を保管する必要が出てきた、現在使っている金庫が古くなって壊れた、新規に店舗を出店して現金を管理する必要が出てきたなど様々な理由があると思います。
ですが、いざ金庫を買おうと思っても、普段お使いになっているような家電製品などであれば、こんな機能がついているからこれくらいだという相場観はあるのに、一生に一度買うか買わないかの金庫については、相場観というものがなく、全く想像もつかないと思われます。
そこで、e金庫本舗では、誰でもわかりやすく目的の金庫を探すためのお手伝いとして、金庫専門のプロが教える選び方のポイントを解説していきたいと思います。
重要書類などを保管する場合は、
量と大きさを確認しましょう。
一般的な用紙サイズは以下のとおりです。
⚪︎B5・・・182×257mm
⚪︎A4・・・210×297mm
⚪︎B4・・・257×364mm
⚪︎A3・・・297×420mm
書類をファイリングしている場合は、ファイルの大きさも考慮しておきましょう。
また実際に入れる物のサイズを測ると良いでしょう。
金庫の内寸は、商品詳細に記載してある「W●●mm×D●●mm×H●●mm」を確認ください。
Wは幅、Dは奥行き、Hは高さを示し、ミリメートル単位で記載しています。
また、容量は、リットル(L)単位で記載しています。
金庫は耐用年数が20年と長く、またそれなりに高価なものなので、内容量に余裕を持って選びましょう。
内容物と容量が決まれば、金庫の大きさを決めます。実際に金庫を置くスペースがどれくらいかを測ってみましょう
⚪︎設置スペースの幅・奥行き・高さ
⚪︎ドアの開閉スペースが確保できるか
⚪︎設置場所に運ぶための通路の幅等
設置場所で陥りやすいミスとしては、ドアの開閉スペースを確保できるかどうかという点を見落としてしまうことです。
せっかく設置しても金庫のドアを開閉できなければ何の意味もないので注意してください。また一時的でもいいので、設置場所に運ぶための動線の確保を行ってください。
設置型の防盗金庫は大きく重いため、動線の確保ができない場合、搬入設置をお断りする場合もございます。さらに、設置場所はギリギリのサイズではなく、作業できるように少し余裕をもったサイズを選びましょう。
なお、設置できない場合の返品については受け付けておりませんので、十分にご注意の上、ご購入ください。
詳しくはこちら(業務用金庫の重量対策)
重さについては、設置場所(重さに耐えられる構造か)と防犯性(持ち去りにくい重さか)の両面で検討する必要があります。
手提げ金庫や、一般家庭の20-30kg程度のものであれば、大人が1人で持ち運びすることも可能です。
ですが総量が200kg以上の金庫を運び出そうとすると、最低でも大人2-3名が必要になり、大掛かりな作業となります。
また移動速度も遅くなり、大型金庫を持ち運ぼうとするのは、泥棒にとって危険を伴う行為になります。よって、重い金庫ほど防盗性が優れているということになります。
ただし重ければ防盗性が高くなりますが、重ければ重いほど送料や設置料も高くなります。 ですので、設置場所と共に目的にあったサイズの金庫を選びましょう。
詳しくはこちら(業務用金庫のサイズ)
建築基準法では、積載荷重(重さの上限)は一般住宅が約180kg/方メートル、法人向け事務室が約290kg/平方メートルと定められています。 床の積載荷重は長期間金庫を設置し続ける場合、床にかかる負荷も考慮しなければなりません。
よって、金庫の設置場所に何kgの金庫まで置けるかは、購入前に必ずお客様ご自身で、ビル管理会社、建築会社などにお問合せの上、積載荷重の上限をご確認ください。
これを怠って、金庫を設置した場合、ビルの床が抜けてしまい大事故に繋がります。必ず設置前にご確認ください。
詳しくはこちら(金庫を設置する時のポイント)
金庫の重要視される機能は大きく分けて2つあります。耐火性能と防盗性能です。
耐火金庫は主に、火災対策として、高熱や落下への衝撃に耐える性能を有しています。耐火性に優れていますが、工具等による攻撃に耐える防盗性はありません。
耐火性能はJIS(日本産業規格)とUL規格(米国認証機関の規格)による試験と性能基準があり、それに基づいた性能表示で判断ができます。
詳しくはこちら(耐火金庫とはどんな金庫?)
耐火性能試験合格品 | 急加熱・衝撃落下試験合格品 |
---|---|
3時間耐火試験合格品 | |
4時間試験合格品 | |
急加熱・耐衝撃試験合格品 |
一方防盗金庫はその名の通り、泥棒などから金庫の中身を守る目的で作られたものになります。
もちろん耐火金庫にも中身を守る仕組みは備わっていますが、防盗金庫にとって最も重要なのはこの対破壊性能です。
泥棒が金庫を狙う方法として、ピッキングや専門工具などで錠を開けようとするよりも、扉を無理やりこじ開けるなどの破壊を行うか、持ち去りを行うケースが圧倒的に多いため、いかに破壊されないか、持ち運びがしにくいかが重要なポイントになります。
ですので防盗金庫は大型ハンマー、電動ドリル、ガス切断機を使っても壊されることがないように、熱や圧力、摩耗に強い素材が使われています。
詳しくはこちら(防盗金庫とはどんな金庫?)
日セフ 耐溶断・耐工具15分試験合格品 | |
日セフ 耐溶断・耐工具30分試験合格品 | |
日セフ 耐工具15分試験合格品 | |
日セフ 耐工具30分試験合格品 |
防盗性能は日セフ連(日本セーフ・ファニチュア共同組合連合会)による試験と性能基準が定められています。
金庫のキータイプ(施錠)は目的に応じて様々です。一般的なダイヤル式やテンキー式以外にも、最近では指紋認証式やICカード認識などもあります。下記の特徴から好みのタイプをご選択下さい。
詳しくはこちら(業務金庫の鍵タイプ)
金庫のキータイプ(施錠)については以下の動画をご参考ください。
タイプ | 特徴 |
---|---|
ダイヤル式 | 金庫で古くから広く使われている方式。ダイヤルを左右に回し、設置された数字で止める事を数回繰り返し、キーを差込み開錠します。操作を覚えるのに最初は戸惑いますが慣れれば問題なく使えるはずです。適当な番号合わせを許さない精密構造で防犯性に優れています。 |
シリンダー式 | キーだけで開錠が可能なタイプです。ピッキングや複製が困難な8ピン、9ピンが使われているものが安心。とにかく、シンプルなので操作を覚える必要なし。 |
テンキー式 | 暗証番号をテンキーで入力するタイプ。電池が切れたら空かなくなりますが、電池の交換は金庫の外側でできるので金庫を開けなくても可能です。店舗・一般事務所など金庫を扱う担当者が変わる場合は、都度、暗証番号を変えれば済むとのことで好評。電話番号や誕生日等のわかりやすい暗証番号は使わないように。 |
磁気カード式 | 磁気カードを差し込む事で開錠します。鍵がかさばらなず、携帯に便利です。キャッシュカードやクレジットカードで開錠するものもあります。要電池。 |
マグネット | マグネットの特性を生かした高性能のロック方式。差し込む又はあてるだけで済むので簡単に施錠、開錠できます。携帯に便利でオシャレな折畳式のものが多くあります。 |
すべての項目が決まったら、下のカテゴリから自分の目的にあった金庫を選びましょう。
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投入口と取出し口が別なので、管理者のみが取り出すことが可能。現金など抜き取り被害から防ぐことができる金庫。
学校、病院、不動産、官公庁など大容量でA4ファイルもたっぷり収納可能。管理が必要な重要書類が多い業種におすすめ。
管理者が不在でも投入口から売上金などを投入可能。多数の従業員が出入りするシフト制勤務や24時間営業の店舗に。
ホテル・旅館・ビジネスホテル・結婚式場・葬儀場・娯楽施設などお客様が多く出入りする施設に対応したセーフティボックス。
国に登録された認証機関による厳しい試験を合格した製品。国産金庫・JIS認証製品は、安心・安全の証。
ご入居者やご家族様と施設間の信頼に欠かせない金庫。預かり金や貴重品を確実に管理。トラブルを未然に防いで安心・安全。
重要書類保管専用として1台保有される事業所も多数。セキュリティ性の高い指静脈認証式など、管理者限定の保管が可能。
簡単操作のダイヤルロックが人気。入浴施設やスポーツ施設、お客様用、従業員用にも。狭いスペースでも設置可能で便利。
CDやDVD、ハードディスクなどのメディアの保管に。USBを通して庫内でPCとデータアクセス可能な便利な金庫も。
医療機関、薬局などでの厳重な薬品管理は必須。二重扉式、床固定対応ほか、ご希望サイズ・鍵仕様の特注製造も対応可能。
紙幣や品券の計数に便利。簡単・コンパクトなポータブルタイプ、高速3段切替可能、外貨、対応など用途に合わせて選択可能。
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