業務用金庫のサイズは、高さや幅、奥行き、容積などで分かれています。
まず、高さというのは、どのくらい背丈が金庫にあるかという基準となります。
かなり背丈が低いものから、かなり大きな金庫まで様々です。
横に長い金庫や、縦に長い金庫などがあり、高さがあるからといって、多くのものが入るとは限りません。
天井が高い部屋などには、背の高い金庫が合いますし、天井が低い部屋には背の低いものの方が似合います。
金庫はデザイン性を重視して作られたものもあるので、部屋の雰囲気に合うように高さを調節することもあります。
次に、金庫の幅があります。
金庫の幅は、特に壁金庫などでは重要になってきます。
壁に埋め込むので、横幅が大きすぎると入らないこともあります。
普通に置く場合でも、金庫はものとものの間に置くことが多いです。
そういった時に一番気になるのが、金庫の横幅となっています。
金庫のサイズでしっかりと把握しておいた方が良いのが、横幅だと言えるでしょう。
もし金庫の横幅を誤ってしまうと、隣のものをどけなければいけなくなったり、金庫の置き場所がなくなってしまうなどの弊害があります。
金庫を置く場所は、扉をしっかりと開放するために、横幅を十分にとっておいた方が無難です。
また、金庫の横幅は、どういったものが入るかの基準ともなります。
A4の書類を沢山いれたいという場合には、せめてA4のものが入る程度の横幅はなくてはいけません。
中にいれるもののことを考えた時にも、金庫の横幅は重要だと言えるでしょう。
それから、金庫の奥行きも重要な金庫のサイズとなっています。
金庫は、椅子の後ろに置かれるなど、何かの背後に置かれることが多いです。
そういった時に、奥行きが長すぎると、邪魔になってしまうことがあります。
部屋の隅に置かれることも多いので、あまり出っ張ったものを購入すると邪魔になってしまいます。
さらに、金庫には、容積というものがあります。
容積は、中にどのくらいの量のものを入れることができるかということを表しています。
容積はリットル表示で表されることが多いです。
業務用の金庫の容積は、20L程度から、400Lまで様々な大きさの金庫があります。
どのくらいのものを入れたいかによって、容積でも金庫を見ていく必要があります。
特に、投入型金庫のように、ものをぽんぽんと金庫に入れていくという場合には、容積計算をミスすると、すぐに一杯になってしまいます。
投入型金庫は、開ける人が限られているので、満杯になってしまうと、現場の人間は非常に困ります。
しっかりと余裕のある容積を確保し、満タンになってしまわないように注意する必要があると言えるでしょう。
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