業務金庫の場所はどのようなところが良いのか、悩んでいる方も多いはずです。置く場所はどこでも良いと言うわけではなく、それなりの場所を選んで設置することが望ましいといえるでしょう。
業務金庫の場合、家庭用のものと違って大きなものが多いため簡単に持ち運ぶことは難しいと考えられますが、より安全なところに保管するといいでしょう。まず人目につかないところに置くようにします。外部の人間が出入りするところには置かないようにしましょう。その上で、管理する人間が頻繁に確認できるところにしておくのが良いといえます。管理する人間の目も届きづらいところにおいてしまうと、もし持ち出されたりしても気づくのが遅れてしまうためです。
出入り口からも遠いところに保管しておきましょう。これは持ち出されそうになったときに、時間を稼いだり、持ち出しづらくしたりするためです。入り口から遠ければ自然と目のつきにくいところになるでしょう。
他にも、金庫を固定したり、警報機をつけたりなどの対策を行っておくのも良いでしょう。金庫をひとつだけ置いておくよりも、まわりに棚などを置いてカムフラージュし、持ち運びにくくするのも重要です。場合によっては大掛かりな道具や重機で持ち去ろうとするケースもありますから、徹底した対策が必要です。
金庫を購入する前に置き場所をあらかじめ考えておき、必要とあれば設置場所のレイアウトをかえておくことも重要です。業務金庫は重いので、何度も頻繁に設置場所を変えるのは困難です。後々になって設置場所を後悔することのないように、設置場所におさまるサイズや重量を考慮してから購入すると良いでしょう。
また、持ち出されなくても開けられてしまう可能性もあります。管理者以外の人間が見える位置にあると、ダイヤルの番号等が知られてしまう可能性もありますから十分に注意しましょう。金庫を開けるときはまわりを確認し、内部の人間であっても管理に関わらない人がいる場合はやめておいたほうが無難です。
業務金庫にもさまざまな種類があり、耐火にすぐれたもの、防犯にすぐれたものなどがあります。どういったものを設置したら良いのかわからない場合は、先にメーカーに相談してみるのも良いでしょう。プロなりのアドバイスをしてくれるはずです。
基本的には金額が大きいほど大きな金庫になりますから、何を入れるのかを考えて必要なサイズにあわせて購入するのが望ましいといえます。後々保管するものが増える可能性があるのなら、少し大きめなものを購入し、長く使っていくと良いでしょう。キータイプにこだわりがあるのであれば、それも考慮して金庫を選びましょう。
カテゴリ一覧