宝石などの高価なものは、基本的に業務金庫に保存しておくことをおすすめします。
金庫に保存しておかないと、盗難の確率が非常に上がってしまいます。
保険に入っているといっても、あまり補償が受けられないこともあるので、しっかりと自分で管理しておく方が無難です。
宝石を保存する金庫としては、ある程度内部が分かれているものが向いています。
内部が何段かに分かれていないと、量が多い場合、保存しきれなくなったり、整理整頓ができなくなってしまいます。
しっかりと並べて置くことができるように、内部が多段式になっているものを購入すると無難です。
さらに、宝石の中には、最上級グレードのものと、そうでないものがあります。
宝石を多く持っている人の多くは、そういったかなり質の良いものと、一般的なものの2つを持っていることが多いです。
一般的なものと、最上級のものを分けて保存するために、引き出しつきの金庫を選ぶこともあります。
引き出し部分に鍵がついており、二重のセキュリティとなっていると、さらにセキュリティが向上してくれます。
例えば、金庫を人に開けてみせた時に、その人が悪い心を起こして一つ二つ盗むという可能性もないとは言えません。
しかし、引き出し部分に最上級のものを入れておけば、それだけはきっちりと守ることができます。
引き出し部分の鍵だけは、外部に預けておくなどすると、強盗が入った時の対策にもなってくれます。
引き出しがない場合には、金庫の中に、さらに手提げ金庫を入れておき、対応するという人もいます。
また、宝石類を保存するための業務金庫は、両開き形式となっていることが多いです。
片開きの場合、どうしても宝石がしっかりと見えません。
書類などなら片開きでよいのですが、宝石を陳列して保存する金庫には、両開きが向いていると言えるでしょう。
今日はどの宝石をつけていこうかと、金庫を開けてから悩むこともあります。
そういった時にも、しっかりと眺めることができる両開きの方が向いています。
人に金庫を開けて見せる時でも、両開きの方がインパクトが大きいと言えるでしょう。
その他、宝石類を保存する金庫は、耐火性をしっかりしておいた方が無難です。
ダイヤモンドなどの宝石は、高熱がかかると、燃えてしまいます。
しっかりと火事になった時でも、熱から宝石類を守ってくれるような業務金庫を導入しておけば、災害などでも安心と言えます。
宝石は水気に関しては強いので、防水よりも、防火にこだわったものが重要となります。
このように、宝石の保存に向いている金庫には、いくつか特徴があるので、そういった特徴にあった金庫を選ぶようにしてみて下さい。
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